
要約
イエスの元の名前はヘブライ語の「イェシュア」でしたが、新約聖書が書かれたギリシャ語で「イエースース」と訳され、それが世界中に広まる過程で各言語の発音(日本語では「イエス」)に合わせて変化しました。聖書は特定の言語の発音よりも、その名が指し示す「主は救い」という意味と、イエス・キリストという人格への信仰を重視しています(使徒 2:21)。
歴史上、イエスという名ほど広まり、深い意味を持つ名はほとんどありません。しかし、多くの読者にとって、これはシンプルですがもっともな疑問を投げかけます。もし彼のもともとの名前が「イェシュア」だったとしたら、なぜ私たちは彼を「イエス(英語圏ではジーザス)」と呼ぶのでしょうか?途中で何かが失われてしまったのでしょうか、それともその名前は必要以上に変えられてしまったのでしょうか?
神による意図的な命名
聖書は、多くの人が思っているよりも早い段階でこの疑問に答えています。この名前は、家族の慣習や文化的な習慣で選ばれたものではありません。それは意図的に与えられたものです。イエスが生まれる前、御使いがヨセフとマリアの両方に、彼にこの名をつけるよう指示しました(マタイ 1:21; ルカ 1:31)。その理由は明白でした。彼の名は救いを指し示しているからです。すなわち、「主は救う」という意味です。


