
要約
キリスト教神学によれば、死後の世界は2つの段階で進行します。第1段階(中間状態)は死の瞬間に始まり、信者の魂は意識を持ってキリストのもとへ行き(ピリピ 1:23)、未信者は苦しみの場所へ行きます。第2段階(最終状態)は将来の肉体の復活の時に起こります。信者は栄光の体を持って新しい天と新しい地に入り、未信者は最終的な裁きと永遠の分離(火の池)に直面します(黙示録20-21章)。
キリスト教の教えの中で、死後に何が起こるかという問題ほど混乱を招くものはほとんどありません。ある人々は、すべての人が最後の審判まで無意識の中で「眠る」(霊魂睡眠説)と考えます。またある人々は、死んだ瞬間に即座に裁かれ、天国か地獄へ送られると信じています。
さらに、一時的な状態があり、その後に将来の復活と最終的な永遠の運命が続くと語る人々もいます。聖書のテキストを総合して読むと、一貫したパターンが見えてきます。それは、死は即座に意識のある存在状態をもたらすが、人間としての生命の最終的かつ完全な形は、肉体の復活と裁きを待たなければならないということです。
したがって、聖書は人間の運命を2つの段階で説明しています。第一に「死後の魂の状態」、第二に「肉体の復活と永遠の状態の確立」です。
キリストにある人々の場合
キリストに属する人々にとって、死は喪失ではなく「移行」として描かれています。イエスへの信仰によって罪が赦されているため、信者は神の御前に迎え入れられます。イエスご自身、彼を信じる者は「永遠のいのちを持ち」、「さばかれることがない」と宣言しておられます(


